猛暑の中「インターンシップ」を受け入れ、汗を流されています。

 フクワ物流(株)では、年間数回の企業研修や各種高校生・自衛官等のインターンシップを受け入れております。

 今回は、猛暑真っ盛りの7月24日からの3日間に亘り、熊本県をはじめ長崎県・福岡県更には遠方の沖縄県からも、各部隊に勤務されている定年前の自衛官5名の方が参加されました。

 この職場体験は、定年退職前の自衛官に対し、企業等での研修及び業務体験を通じて民間企業等の実態を理解させ、再就職に向けた諸準備を適切に行わせることを目的として、隊員自らが希望する関連業種の協力企業において実施されるものであり、当社の場合は、運送・倉庫業種の体験希望者を、平成28年度から今回で7回目の受入れとなりました。

 3日間のカリキュラムでは、初日に会社概要・業務の流れ等の説明後、倉庫・車両等の見学に引き続いて、商品の集荷作業をグループ実習し、2日目になると、配送業務の運転手と同乗し、納品業務の補助者として自分達が出荷準備した商品をも含め、店舗等(お客様)への納品・接遇を実際の環境で体験し、最終日には、その体験を踏まえた上で、商品の大切さを理解した入荷・格納実習と単独作業による集荷作業の自習をもって、入荷から出荷準備次いで配送・納品までを物流業における一連の流れの概要として職場体験して頂きました。

 職場体験の締め括りとしては、3日間の実体験を通じた、具体的な一歩踏み込んだ質問や、再就職に備える心構えと準備事項、先に再就職した自衛隊OBとしての教訓・アドバイス等を体験者各人の目標の確立と意志決定の一助となることを狙いとした懇談をもって終了しました。

 本年度までは、九州地区を管轄する方面総監部が一括して担任していた本制度も、来年度からは、各県の地方協力本部の担任へと変更になるそうであり、引き続き地元熊本県の物流業への就職希望者の雇用と安定した受入れ企業として質の高い地域貢献ができるように頑張ってまいります。

職場(業務)体験に参加した自衛官5名職場(業務)体験に参加した自衛官5名

制度研修の為に来社された4県の地方協力本部員9名制度研修の為に来社された4県の地方協力本部員9名

商品集荷作業の注意事項を実習中商品集荷作業の注意事項を実習中

運転手と同乗して、配送に出発運転手と同乗して、配送に出発

「デジタコ褒賞」を頂きました。

 久留米営業所において、所長として勤務していますM・Mです。

 フクワ物流(株)では、安全運転等の勤務成績優秀な運転手に対して、年2回の「デジタコ褒賞」という制度が設けられています。

 この制度は、トラックに乗務する運転手が、上半期・下半期の6か月間を無事故・無違反で運転したのに加えて、デジタコ平均点数が98点以上かつ日頃の勤務成績が優秀な者を、各営業所の所長推薦のもと、所属部長からの上申により、その業績が認められた結果として褒賞金を授与される制度であり、受賞運転手には安全運転を継続してもらうとともに、他の運転手に対しても、今以上に安全な車両運行に取組んでもらうことを奨励し、会社全体としての運営基盤を堅固にする福利厚生施作の一つです。

 このデジタコは、トラック運転の際に、車に取り付けられている「デジタルタコグラフ」により、走行時間や走行速度などの運行記録を自動的に記録し、速度オーバー、回転数オーバー、急加速・減速、アイドリング状態等を警告音で知らせるとともに、メモリーカードに保存された点数化の数値データにより、運転手各人の運転状況を解析した指導と、安全かつ穏やかな環境にも優しい運行管理に役立てています。

 今回は、久留米営業所推薦の運転手も褒賞され、会社全体で6個営業所12名の運転手が褒賞されましたが、各営業所のデジタコ平均点数98点以上の運転手は、年々増加の傾向にあり、運転技術の向上とルールを守ったエコドライブの普及定着に、引き続いて取り組んで行こうと思います。

 会社では、現在のデジタコから、運転状況の映像記録等もできるドライブレコーダーによる新しい運行管理システムへの換装も計画されており、安全な運行がより強化できると思っています。

 また、毎年の仕事始めの新年式では、無事故・無違反の運転が3年・5年・10年達成者を表彰する表彰金授与の制度もあり、わが営業所からも、表彰該当者が選出できるように、「安全第一」を合言葉に頑張っていきます。

社長から代理で受領しているM所長

代理で受領している他の営業所所長