連日の猛暑の中「熱中症予防」に取り組んでいます。
業務支援部において事務員として勤務しておりますT・Sです。
本社の総務関連業務と益城配送センターの運輸事務を実施しながら、衛生管理者の補助者として、各事業所の健康診断やストレスチェック等の衛生管理面の手伝いをしています。
今年は、梅雨明けが早かった反面、暑さが直ぐに押し寄せ、連日の報道を見ていましても、全国各地での最高気温の記録更新を耳にすることが多く、熱中症による病院への搬送者も多数発生して、命に関わる危険な暑さとも言われております。
弊社としましても、冷房設備が設置できない倉庫内の開放部署では、庫内温度が35℃位まで上るところもあり、庫内作業員にも負担がかかっております。また、配送業務の運転手にしても、猛暑の中での納品作業とエアコンを効かした車内とを交互に体感して、疲労も蓄積しやすい環境ですので、できる限りの熱中症予防対策をおこなっているところです。
今年度は、本社倉庫の屋根を断熱塗装して庫内温度の上昇を軽減させた他、少しでも暑さ環境を改善させる為に、各所に扇風機とスポットクーラーの設置をおこなうとともに、各倉庫と事務所等へウォーターサーバーを導入し、いつでも冷たい水による水分補給ができるように準備しました。運転手には、気分を引き締め、運転に集中できるように、冷たいタオルが作れる冷却スプレーを携行させました。
汗をかくと、水分と同時に電解質が失われ、水分だけを摂ると体内の電解質濃度が下がり、自発的脱水をおこす危険があるため、水分とあわせて塩分を摂ることはとても重要な事だそうで、ウォーターサーバーの横には、塩飴も常備しました。
毎月1回開催しております安全衛生委員会においては、各現場の状況を確認し、教訓や参考事項を他の事業所でも活用できるように、注意喚起と情報の共有化を図っております。
一人一人が周りの様子を常に気にかけて、声を掛け合い、この暑い夏を皆で無事に乗り切れるようにと思い頑張っております。
倉庫内各所に増設した扇風機とスポットクーラー
冷蔵庫とウォーターサーバーの冷い給水
塩熱飴による塩分と電解質の補給
安全衛生委員会にて指導中のS衛生管理補助者