秋を迎え、インターンシップを続けて受け入れました。

 益城配送センターで商品課班長として勤務しておりますJYです。
12月に入り冷え込むことも多くなり、寒い条件下で庫内作業をする時期になってまいりましたが、年末の繁忙期を目前に控えた過ごし易い時期に、高校生や専門学校及び支援学校のインターンシップ4団体を続けて受け入れました。

 研修期間は、10月中旬の4日間に引き続き11月に入ってからの前半9日間と後半10日間とを継続して設けました。

 研修の実施に当たり、各学校から要望や管理事項等を事前に調整し、概ね次のような要望に基づいて実施しました。
1. 自己の能力や適性について考える。
2. 挨拶やマナーなどコミニュケーション能力の向上を図る。
3. 働く人々の仕事に対する姿勢や職場の様子を知る。
4. 職業人として必要な基本的事項・技能及び態度を身につける。

 これらの要望を体験できるように、各学校間及び会社内各担当部署間とのカリキュラム・担当者の調整を行いました。

 本社、商品課及び運輸課のそれぞれの担当者により、初めに物流業界の実情及び会社の概要と取扱商品のシステムに乗った流れを概ね理解してもらいました。

 次いで、倉庫内での商品(ドライ食品)の集荷作業、さらには、商品を積載して配送するトラックの構造機能や安全を確保する通常点検の実施要領等を研修し、トラックの運転助手席に搭乗しての体験試乗を通じて、運送場面の一部分も体験してもらいました。

 研修の最終日になると、期間を通じて実施していた集荷作業も、職員の助言が無くても、単独での作業ができるまでに習熟し、作業実施要領の点検を受けても、各人が合格のレベルまでに達し、職務に対し、「やればできるという自信」を感じ取ってもらい、全カリキュラムを終えました。

 学生各人も、それぞれの目標をもって本研修に臨んだそうですが、終了後の検討会においては、「概ね達成できたものの、年配従業員への挨拶がなかなかできなかった」と照れくさそうな感想も持っている反面、詳細な質問等も出て、卒業後の進路に向けた取り組み方も、更に広く深いものになってくれるものと信じ、更なる活躍と健闘を応援しながら見送りました。

物流業・会社概要等の説明物流業・会社概要等の説明

昼礼時の自己紹介昼礼時の自己紹介

運行前点検要領研修運行前点検要領研修

全研修終了前の慣熟度点検全研修終了前の慣熟度点検