益城配送センターにおいて班長として勤務しておりますKIです。
当センターでは、グル-プ会社内の荷主でもある亀井通産(株)様の3,500アイテム、約3万ケースのドライ商品を主に管理し、月間の取扱量は、平均して約13万ケースに及びます。
その他の荷主様のドライ食品や雑貨・家電製品等も含めると、膨大な数量の商品を、入荷・格納から集荷しての荷揃え、次いで、出荷商品をトラックに積込までの一連の作業を通じて、常にリフト作業が必要となり、倉庫内ではリーチ式リフト6台、屋外のトラックヤードではカウンター式リフト4台、合計10台のリフトが昼夜を通してフル活動しています。
今回の会社の取り組みの一環として、トラックばかりではなく全事業所のリフトにもデータ記録型カメラを取り付けて、安全性の向上に役立てる事ができるようになりました。
当社のルールでは、リフトを操作するものは、技能講習を修了している者しか運転できませんので、パート・バイト等の勤務者を問わず必要のある者には全員資格を取得させてもらっていますが、経験の浅い者のなかには、繁忙期の商品で溢れる庫内通路での荷物移動の時に、仮置き商品にぶつかったり、柱等の固定物に接触させたりすることも、たまにはあります。
このような時に、単に「ぶつけないように気を付けて操作すること」と指導するばかりではなく、カメラの映像を用いて、事故発生時のリフトの状態、荷物の保持状態、接触時の視線はどこを見ていたか等と具体的な指導ができるようになり、印象に残る追体験をさせることにより、安全に対して真剣に取り組ませられるようになりました。
今後も、トラック運転手と同様に、庫内リフトマン全員が一丸となって安全第一を基本とし、周囲で働く人や商品に最大限の注意を払い、作業の円滑化と品質向上による、より一層の質の高いサービス提供に取り組んで行きたいと思っています。
カメラを取り付けたリーチリフト
拡大フラットの映像
180°パノラマの映像
パノラマの映像